ZEN DAC購入記事を前回書きましたが、ZEN DACと合わせ、中古品のBeyerdynamic T5p 2nd Generationも購入しました。
数日聴き込んだのでレビューしてみようと思います。
Beyerdynamicとは
初めて聞くメーカーという方がいらっしゃるかもしれませんが、
- Sennheiser
- Ultrasone
と並ぶ、ドイツ三強オーディオメーカーの1つで、有名な会社です。
テスラドライバーというBeyerdynamic独自設計のドライバーを搭載しているのが特徴で、根強いファンが多くいるメーカーです。
購入の決め手
ZEN DACの試聴と合わせヘッドホンも幾つか試聴したのですが、一番音質がいいと感じたのがこのヘッドホンだったことが決め手となりました。
※他購入候補に上がったのはSennheiserのHD660Sです。
具体的な理由については、次の音質評価の項目で述べます。
音質評価
試聴環境
- DAC:ZEN DAC(PCとUSB接続)
- コーデック:AAC(AppleMusicの楽曲を再生)
音質評価
高音の質
中音の質
低音の質
細やかさ
迫力
音場
Sennheiser HD660Sを試聴したあとT5pを試聴したのですが、どこまでも伸びる中高音が心に響きました。
本機密閉型ヘッドホンですが、この音場の広がりは何なんだという次元です。
(名機と言われる半開放型のT1 2ndだったら一体どんな音がするんだろうと思ってます)
対して低音ですが、質の面では音像ははっきりしていますが、中高音の伸びの良さを阻害しないチューニングにしているからだと思います、迫力面では控え目な印象です。
- 中高音重視
- 音場重視
の方は、T1/T5p 2nd合うんじゃないでしょうか。
3rd Generationとの比較
先月、T1/T5p 3rdをそれぞれ試聴していました。
T5p 3rd、音は良かったと思いますが、買いたくなるほど訴求する何かは感じませんでした。
T1 3rdは、、、、、
音のスカスカ具合に絶句です。
エージングが足らない、アンプとの相性が悪いなど要因はあるかもしれませんが、これら対応してもこの音のままだと正直キツいなと思います。
T1/T5p 3rd Generationですが、あちこちでBeyerdynamicの音じゃ無くなったという評価を見聞きします。
T1/T5pをご検討される場合は2nd Generationを選択した方がよいかなと個人的には思います。
T1 2nd Generationを選択しなかった理由
状態の良い中古品に出会えなかったので試聴自体パスしました。
が、一番の理由としては重量級のインピーダンス(600Ω)のため、鳴らし切ることの出来るアンプを揃えるのに予算的に今回は厳しいなというのが正直なところです。
購入する、しないは別として、名機と言われるT1 2nd Generation一度は聴いてみたいとは思っています。
デザインと装着感
デザイン
筐体表面が金属(恐らくアルミかステンレス)に覆われていて、男前です。
ヘッドバンドにアルカンターラが貼られているのも高級感が出ていてよいです。
装着感
本体重量が350gと軽くはない部類ですが、装着すると数値ほど重さは感じません。
着け心地のよりヘッドバンドのおかげかもしれません。
イヤーパッドの素材は合皮ですが、肉厚で柔らかいので、長時間装着していて耳が痛いということは感じませんでした。
側圧は中古品なので、なんともいい難いところがありますが、硬くはなくちょうどいい感じです。
気になる点
忖度なしで今のところ気になる点はないです。
より上位クラスのヘッドホンの音を聴いたら、音に対する不満など出てくるかもしれません。
まとめ
音質、デザイン含め非常に気に入ってます。
バランスケーブル信者なので、バランス接続でもこのヘッドホンの音を聴いてみたいなと思っています。