ニトリ リクライニングワークチェア アクリス BKを4年使った感想

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社長椅子に憧れ、ニトリさんのリクライニングワークチェア アクリス BKを購入し4年ほど使っています。

結論から言えば、長時間作業に全く向かない椅子でした。

リモートワークで椅子の新調をご検討の方、こちらの椅子はご検討なさらない方がよいと思います。

https://www.nitori-net.jp/ec/product/6620656s/
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ダメなところ

経年劣化により座面が硬くなる

これは仕方ないといえば仕方ないことなのですが、椅子にせよ、ソファにせよ新品の時はフカフカなのに、使用年数が長くなるとクッション性が失われ硬くなってしまいます。

この椅子も購入当初は適度なクッション性があり快適だったのですが、4年たった現在は硬くなり、長時間座るとお尻が痛くてかなわない状態になりました。

今では低反発クッションなしでは座れません。

体をサポートする構造になっていない

オフィスチェアは人間工学に基づき、腰や背中、肩や首に負担がかからないよう構造が工夫されています。

対してこの椅子は体を預けるだけ作りなので、負担がかかる部位へのサポートは皆無です、背もたれの形をみるとほぼ直線で、オフィスチェアのように腰をサポートする形状になっていないことが一目瞭然かと思います。

座面も奥行きがあるため、相当深く椅子に座らないと良い姿勢が取れないのですが、無理して姿勢を作る形となるので、体の別の箇所に負担がかかります。

付属の背面クッションの利用は必須となります。

背面クッションのゴムが経年劣化で緩々になる

これも仕方がないことなのですが、背面クッションのゴムがこのように経年劣化し、緩々です。

支えたい位置に調整したあと、背中で押さえ付けて使っていますが、これはこれで意識し作っている体勢なので体に負担がかかっちゃっていると思います。

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まとめ

今ではこの椅子に座ると腰を中心に体のあちこちが痛くなり、毎日仕事で座るのが嫌になっています。

椅子は少し試座しただけじゃ分かりません。

長期間座ってメリット・デメリットが初めて分かるものだと思います。

社長椅子やゲーミングチェアですが、

  • 経年劣化によるクッション性の低下
  • 形状がエルゴノミクス設計となっていない

などの要因で、長期間利用すればするほど体に負担がかかっていくようになってしまいます。

リモートワークで椅子を新調される場合は、エルゴノミクス設計のオフィスチェアをご検討された方がよいと思います。